策士×奸雄×破天荒=超・大謀略!


金糸雀「では、新しい計画を立てるかしら!」

金糸雀「まずは甘いもので頭スッキリ♪かしら♪」
蒼天狼「おーっ!」

金糸雀「…で、天ちゃん。」
天狼「何だ?」
金糸雀「何を計画しようかしら…(汗)」
天狼「決めてなかったのか?」
金糸雀「…そうかしら。」
天狼「はぁ(呆れ)」
蒼天「サクマの苺飴は美味だ。」
金糸雀「…あっ!それはカナが狙ってたのに!」
天狼「…はぁ(さらに呆れ)」
 
5分間の沈黙…
 

金糸雀「仕切りなおしかしら!…で、」
天狼「…そろそろお前のねんど人形を作り直すっていうのはどうだ?」
金糸雀「…!それグッド・アイディアかしら!」
天狼「愚怒・相泥亜?何か危険な響きだな。」
蒼天「…?何か違くないか?」
金糸雀「おじさん、大丈夫かしら〜。天ちゃんのてんごかしら〜♪」
蒼天「てんご?」
金糸雀「京ことばで『冗談』の意味かしら〜。」
蒼天「ほう。」
天狼「さすが金糸雀。頭脳派だけあるな。」
金糸雀「そう言われると照れるかしら〜♪」
天狼「連続テレビ小説『だんだん』の影響で覚えたんだろうがな。」
金糸雀「ギクッ!」

金糸雀「…お、おじさんは他にアイディアあるかしら?」
天狼「(ごまかしたな)…イチゴチョコ、美味いな。」
蒼天「んー?特にはないが?」
天狼「やるなら…素描本に素描したほうがいいんじゃないか?」
金糸雀「?」
蒼天「スケッチブックにスケッチしたほうがいいということだな。」
金糸雀「素描=スケッチ。なるほどかしら。」

金糸雀「ニセカナのを借りてきたかしら〜♪」
(当時ニセカナは昼寝をしていた。)

かきかき…
金糸雀「これ、一度やってみたかったのかしら〜♪♪♪」
 
5分経過…
 

金糸雀「こんな感じでどうかしら?」
蒼天「…(可愛い)」
天狼「肝心の手はどうするんだ?」
金糸雀「…うーん…バイオリンを持とうか、傘を持とうか…それとも…?」
天狼「提琴は作るのが大変だろうな。…傘に報復したらどうだ?」
金糸雀「えーっと…」
蒼天「提琴=バイオリン、報復=リベンジ、だな。」
金糸雀「なるほどなるほど。傘なら作りやすいかしら〜♪」
回想↓

前回の失敗傘;重すぎて持てませんでした;
金糸雀「あ、でも…カナ、傘の絵描けないかしら…(汗)」
蒼天狼「…」
 
5分後…
 

金糸雀「な、何かしら!?監禁かしら!?」
蒼天「そこで少し待っておれ。オレが腕の部分を描いてやるから。」
天狼「なんで捕まえておく必要があるんだ?」
蒼天「それはだな…」

蒼天「手をこうやってだな…スカートの裾を持つようにしてだな…。」
天狼「自分好みにしようと。」
蒼天「(ギクッ)いや、こ、この方が可愛いと思って、な…」
天狼「(ロリコン…)」

天狼「これでいいだろう。(ロリコンには付き合ってられんな…)」
蒼天「…(上手い…)」
 
下書き段階でこんな感じ↓

天狼「これなら金糸雀も文句ないだろう。(悪のロリコンおやじの魔の手から守ったぞ!)」
蒼天「(せっかく監禁しておいたのに…)」
 
さっそくカナに見てもらおう!

金糸雀「さ、さすが天ちゃんかしら!」
天狼「気に入ってくれれば幸いだ。」
蒼天「で、これから清書をするんだそうだ。」
金糸雀「よろしくお願いします、かしら〜♪」
 
清書中…
 

天狼「ざっとこんな感じだな。」
蒼天「…ふむ。」
天狼「まだ不満なのか、ロリコン。」
蒼天「そ、そんなわけないだろうがっ!」
天狼「(そうなんだな…呆れ)」
 
清書しました♪↓

 
さらに数分後…
 

(めちゃくちゃ無理して持たせてます…無論後で平謝り;)
天狼「前回からの教訓も活かしてみた。これが大切だ。」
蒼天「後姿を描いたのか。」
天狼「前回は素描もなしに行き当たりばったりで作っていたんだが…後ろに問題が発生してな。」
蒼天「?何があったんだ?」
回想2↓

天狼「本人には言えないが…後姿がアメ○ト選手みたいになってな…。」
蒼天「なるほど…(カナじゃない…)」
天狼「で、今回は後ろがどうなるのかまで想定しておいたのだ。」
蒼天「…やるな。 … …奸雄。」
天狼「当然だ。(ようやく奸雄だと認めたか…)」
 
清書完成図↓

ニセカナ「愚怒・丈夫!天狼様♪」←起きた;
金糸雀「えーっと…」
蒼天「丈夫=ジョブ、ということだな。」
金糸雀「わ…わかりにくいかしら!」
 
 
あわわ…:語りの都合で蒼天様がロリコンになってしまったっ!
…土下座+無限平謝りの計発動;;;
申し訳ないです!!
 
蒼天「まぁ、カナは可愛いからな。仕方あるまい。」
天狼「てめっ…気安く『カナ』とか呼んでんじゃねえ!ロリコン!」
蒼天「なんだと片腹野郎!」
金糸雀「喧嘩はダメかしらーっ!!」
 
いつもカナちゃんが止めに入る事態に…(汗)
お疲れ;カナちゃん。